マグヌッセン、今季限りでハース離脱 F1参戦継続には意欲

フォーミュラワン（F1、F1世界選手権）に参戦するハースのケビン・マグヌッセン（2024年6月30日撮影）。(c)Jure Makovec / AFP

【AFP＝時事】フォーミュラワン（F1、F1世界選手権）に参戦するハース（Haas F1 Team）は18日、今季終了後にケビン・マグヌッセン（Kevin Magnussen）がチームを離れると発表した。


　31歳のマグヌッセンは、今週末に行われる第13戦ハンガリーGP（Hungarian Grand Prix 2024）に向けた記者会見で、2度の在籍期間で計7シーズンを過ごしてきたハースのシートを失うことになったのは「残念」と話しながらも、ライバルチームで来年もF1に残りたいとの意向を示した。


　その一方で、ルイス・ハミルトン（Lewis Hamilton）の加入に伴いフェラーリ（Ferrari）を離脱するカルロス・サインツ・ジュニア（Carlos Sainz Jr.）の動向を各チームが見守っている中で、ドライバー市場は停滞しているとし、「現時点で自分にできる最善のことは、良いレースをすることに集中し、空きが出たときにそのシートを争えるようにすることだ」と語った。

　ハースは同じく今季終了後にチームを離れるニコ・ヒュルケンベルグ（Nico Hulkenberg）に代わり、フェラーリのジュニアドライバーであるオリバー・ベアマン（Oliver Bearman）を起用する。マグヌッセンのシートには、アルピーヌ（Alpine F1）を今季限りで離脱するエステバン・オコン（Esteban Ocon）が座るとみられている。

【翻訳編集】AFPBB News