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五輪出場のロシア選手、3分の2が侵攻支持か軍と関係 報告書

AFPBB News / 2024年7月20日 13時16分

国際オリンピック委員会(IOC)の本部(2023年3月25日撮影)。(c)Fabrice COFFRINI / AFP

【AFP=時事】国際オリンピック委員会(IOC)が中立を条件にパリ五輪への出場を承認しているロシア選手のうち3分の2が、ウクライナ侵攻への支持を表明しているか軍と関係があるという新たな報告書が発表された。IOCと開催国フランス側は、適切な審査規則に従っているとして、報告書の内容を否定した。


 IOCによると、26日に開幕するパリ五輪では、これまでにロシア選手15人とベラルーシ選手16人が中立旗の下での招待に応じている。


 オランダ・ハーグ(Hague)に拠点を置く人権関連の国際法律事務所「グローバル・ライツ・コンプライアンス(Global Rights Compliance)」は報告書の中で、ロシア選手15人のうち10人が、中立の立場での「参加原則」に違反していることが判明したとし、「違法で残虐な侵攻を支持する選手を容認することで、IOCは一つの国家が他国を暴力的に侵略しても世界の舞台で歓迎されることを実質的に示している」と指摘した。




 IOCは19日にAFPに対し、個別の事案や審査委員会の判断についてはコメントできないとした上で、「審査はIOC理事会の決定および確立された原則に従って行われている。それ以上付け加えることは何もない」と述べた。


 一方、フランス側も両国選手の選出プロセスを支持し、ある政府関係者は出場が認められたロシア選手の人数について、「発表された数は極めて少なく、導入されたシステムの有効性を物語っている」とし、「この審査が慎重に行われていると信じるに足る理由がある」と語った。


 ロシアとベラルーシの国内オリンピック委員会(NOC)は、報告書に関する反応を出していない。

【翻訳編集】AFPBB News

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