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「最高の気分」 ナダルが2年ぶりの決勝進出、ノルデアOP

AFPBB News / 2024年7月21日 9時34分

テニス、ノルデア・オープン、男子シングルス準決勝。勝利を喜ぶラファエル・ナダル(2024年7月20日撮影)。(c)Adam IHSE / TT News Agency / AFP

【AFP=時事】テニス、ノルデア・オープン(Nordea Open 2024)は20日、男子シングルス準決勝が行われ、元世界ランキング1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は4-6、6-3、6-4で予選勝者のドゥイェ・アイドゥコビッチ(Duje Ajdukovic、クロアチア)を下し、2022年の全仏オープン(French Open 2022)以来およそ2年ぶりにツアー決勝へ進出した。


 前日の準々決勝で4時間の死闘を乗り越えたナダルは、この日も世界ランキング130位で、今大会の前までツアーレベルではわずかマッチ2勝のアイドゥコビッチに苦しめられたが、第1セットを落としたところから逆転勝利を収めた。




 ナダルがこの大会に前回出場したのは、まだ10代で優勝した2005年。次はツアー93勝目を懸け、大会第7シードのヌーノ・ボルジェス(Nuno Borges、ポルトガル)と対戦する。ボルジェスは6-3、6-4のストレートでティアゴ・アグスティン・ティランテ(Thiago Agustin Tirante、アルゼンチン)を退けた。


 度重なるけがで世界261位まで下降しているナダルは、「決勝へ戻れるのはいつだって最高の気分だ。4連勝というのは2年前から達成できていなかった」と話し、「しかし自分は戦っている。大会を通じて戦ってきて、きょうの自分がある。きのうやきょうのような試合はコートで大きく成長させてくれるからうれしい」と喜んだ。


 一方、キャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)とのペアでシングルス後に出場予定だったダブルスについては、シングルスの準々決勝と準決勝で合計6時間をコートで過ごしたこともあり、念のため棄権を発表した。

【翻訳編集】AFPBB News

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