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ポガチャル「うそみたい」 区間5勝目で総合V目前 ツール・ド・フランス

AFPBB News / 2024年7月21日 15時28分

自転車ロードレース、ツール・ド・フランス、第20ステージ(ニースからコルドラクイヨール、132.8キロメートル)。総合首位を維持し、表彰式で喜ぶUTEのタデイ・ポガチャル(2024年7月20日撮影)。(c)Marco BERTORELLO/ AFP

【AFP=時事】自転車ロードレース、ツール・ド・フランス(2024 Tour de France)は20日、第20ステージ(ニースからコルドラクイヨール、132.8キロメートル)が行われ、UTE(UAE TEAM EMIRATES)のタデイ・ポガチャル(Tadej Pogacar、スロベニア)が今大会の区間5勝目を挙げ、総合優勝を目前とした。


 チーム・ビスマ・リースアバイク(Team Visma | Lease a Bike)の前回王者ヨナス・ヴィンゲゴー(Jonas Vingegaard、デンマーク)、スダール・クイックステップ(Soudal Quick-Step)のレムコ・エベネプール(Remco Evenepoel、ベルギー)を上回ったポガチャルは、最終ステージの個人タイムトライアルを前に総合2位ヴィンゲゴーとの差を5分14秒に広げ、26年ぶりとなるジロ・デ・イタリア(Giro d'Italia)とツールの同年優勝をほぼ決定づけた。




 ステージのほとんどでチームメートのアシストを受け、最終日に向けて体力を温存した可能性の高いポガチャルは、「明日もまだ危険だから、なんとか安全にニースへ入りたい」と話し、最終日は一人でのゴールになることを踏まえて「きょうはチームと一緒に走ってフィニッシュしたかった」とコメントした。


 2020年と2021年大会を制したポガチャルは、2022年と2023年は積極的な作戦が裏目に出ていずれもヴィンゲゴーに次ぐ総合2位。それでも今大会については「5勝! 大会前に言われても信じていなかっただろう」と振り返り、「うそみたいだ。ものすごくうれしい」と喜んだ。


 最終ステージは、選手の多くが暮らすモナコからニースまで、狭い崖道を走る34キロの過酷な個人タイムトライアルステージとなる。ツール・ド・フランスでは、最終ステージはパリまで選手たちがお祝いムードで走り、最後のシャンゼリゼ通りでスプリント勝負を繰り広げるのが伝統だが、今年はパリ五輪が開催されるため大会は首都を完全に避け、まったく新しいフィナーレを迎えるため、サプライズが起こる可能性もある。

【翻訳編集】AFPBB News

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