日本はイタリアに敗れる エディーHC復帰後初勝利ならず

ラグビー日本代表のエディー・ジョーンズHC（2024年6月21日撮影、資料写真）。(c)Philip FONG / AFP

【AFP＝時事】ラグビーテストマッチが21日、札幌ドーム（Sapporo Dome）で行われ、日本は14-42でイタリアに敗れた。


　イタリアではSOパオロ・ガルビシ（Paolo Garbisi）が日本のCTBディラン・ライリー（Dylan Riley）に頭から激しくぶつかり脳振とうを起こしたとみられ、後半に担架で退場する出来事があった。


　試合はイタリアが前半に3トライを奪って主導権を握ると、日本もライリーが前後半に1トライずつ決めて踏みとどまったが、イタリアは確実にキックで得点を重ね、終盤の2トライで突き放した。


　日本はイングランド戦とジョージア戦に続く連敗となり、エディー・ジョーンズ（Eddie Jones）ヘッドコーチ（HC）の2度目の就任後いまだ勝ち星がない。

　次戦は8月に開幕するパシフィック・ネーションズカップ（World Rugby Pacific Nations Cup 2024）となる。


　ライリーは試合後、「イタリアチームをたたえたい。序盤から厳しいプレッシャーをかけられた」と話し、「われわれは前を向いて、この試合を見直さなくてはいけない。リフレッシュして強くなって戻ってくるまで2週間ある」と切り替えていた。

【翻訳編集】AFPBB News