シャウフェレが全英OP逆転優勝 メジャー通算2勝目

子ゴルフの今季メジャー最終戦、全英オープン最終日。優勝を飾り、トロフィーのクラレットジャグを掲げて喜ぶザンダー・シャウフェレ（2024年7月21日撮影）。(c)Paul ELLIS / AFP

【AFP＝時事】男子ゴルフの今季メジャー最終戦、全英オープン（The 152nd Open Championship）は21日、英スコットランドのロイヤルトゥルーン（Royal Troon、パー71）で最終日が行われ、ザンダー・シャウフェレ（Xander Schauffele、米国）が通算9アンダーで優勝を飾り、5月の第106回全米プロゴルフ選手権（2024 PGA Championship）に続く自身メジャー2勝目を挙げた。


　シャウフェレは最終ラウンドで「65」という完璧なスコアをたたき出し、混戦の上位争いから抜け出して優勝トロフィーのクラレットジャグ（Claret Jug）を手にした。


　2打差の2位タイにはビリー・ホーシェル（Billy Horschel、米国）とジャスティン・ローズ（Justin Rose、イングランド）が続いた。

　3日目を終え、首位に立ったホーシェルと1打差の2位集団6人の中の一人だったシャウフェレは、6番と7番でバーディーを奪い、良い形で前半9ホールを終えた。


　その後、ローズやホーシェル、スリストン・ローレンス（Thriston Lawrence、南アフリカ）がスコアを崩しはじめる中、バックナインで勢いを増したシャウフェレは、11番、13番でバーディーを奪い首位に浮上。その後14番、16番とバーディーを記録して後続との差を広げていった。


　上がり2ホールのパーセーブで優勝を確定させたシャウフェレは、2018年のブルックス・ケプカ（Brooks Koepka、米国）以来となる同一年のメジャー2勝目を記録した。


　ローレンスは通算6アンダーで単独4位、ラッセル・ヘンリー（Russell Henley、米国）が同5アンダーで単独5位に入った。

【翻訳編集】AFPBB News