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米有権者に広がる安堵感 残念がる声も バイデン氏撤退表明

AFPBB News / 2024年7月22日 16時24分

大統領選からの撤退を表明したジョー・バイデン米大統領に感謝の意を表明する男性と子どもたち。米首都ワシントンのホワイトハウス前で(2024年7月21日撮影)。(c)SAMUEL CORUM / AFP

【AFP=時事】ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領が21日、大統領選からの撤退を表明し、民主党の大統領候補にカマラ・ハリス(Kamala Harris)副大統領を支持したことを受け、有権者は安堵(あんど)や落胆など、さまざまな反応を示している。AFPが取材した中から一部の声を紹介する。


■この国にずっと奉仕してきたのに残念


「残念だ。でも、自由世界の指導者は頭脳の明晰(めいせき)さを求められる。彼(バイデン氏)は寛容で、米国のことをちゃんと考えている。自分が大切にしてきた職を半ば強制的にやめさせられることになり、この国にずっと奉仕してきたのに残念だ」


──アマチュアの大統領史家、トーマス・ワトソン氏(67)。ミシガン州グランドラピッズ(Grand Rapids)で。




■国民は大いに不安だった


「バイデンの身から出たさびだと思う。彼のパフォーマンスは大失敗だった。ああいう姿を見て、大統領選でドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領と対戦することに国民は大いに不安を抱いていたと思う。トランプ自身も高齢ではあるが」


──弁護士のタヤバ・ザハラさん(41)。ニューヨークで。


■ようやく決断が下されてうれしい


「驚いたが、うれしい。ようやく決定が下され、民主党はこれでやっと態勢を整え、なんとかやっていける」


──イリノイ州出身の元教師、バーブ・カッツさん(59)。訪問先のグランドラピッズで。


■さっさとハリスを指名して


「時間を無駄にせず、さっさとカマラ・ハリスを(民主党の)候補として正式指名してほしい。それで民主党は勢いづくはずだ」


──メリーランド州出身の民主党支持者、ジル・レイクさん。グランドラピッズで。


■黒人女性が選出される態勢があるのか不安


「別の意味で不安。この国に黒人女性を選ぶ準備が整っているか分からない。でも、私たちはすぐにでも準備を整えなければならないと思う」


──教師のメアリー・ビッグスさん(58)。ニューヨークで。




■無所属に投票しようかと考えていた


「(撤退の)発表を待っていた。私は民主党員で、ずっと民主党に投票しているが、今回は無所属に投票しようかと考えていたところだった。バイデンが大統領として適格とは思えなかったので」


──ヘザー・ストラウチさん。ロサンゼルスで。


■撤退するべきではなかった


「(バイデン氏は)撤退するべきではなかったと思う。ドナルド・トランプを打ち負かすには適任だった」とした上で、ハリス氏については「もちろん」を支持するつもりだと付け加えた。


──ITマネジャーでアフリカ系米国人のケビン・ビアードさん(50)。ニューヨーク・ブルックリン(Brooklyn)で。

【翻訳編集】AFPBB News

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