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反捕鯨活動家ワトソン容疑者逮捕、日本要請で国際手配

AFPBB News / 2024年7月22日 18時58分

反捕鯨団体「シー・シェパード」創設者ポール・ワトソン容疑者(2015年12月10日撮影)。(c)Miguel MEDINA / AFP

【AFP=時事】日本の逮捕状に基づき国際手配されていた反捕鯨団体シー・シェパード(Sea Shepherd Conservation Society)の創設者、ポール・ワトソン(Paul Watson)容疑者が21日、デンマーク自治領グリーンランドで逮捕された。同国当局とワトソン容疑者の関連団体が発表した。


 ワトソン容疑者は日本の海上保安庁が逮捕状を請求・取得し、国際手配されていた。


 関連団体「キャプテン・ポール・ワトソン財団(CPWF)」によると、容疑者が乗った反捕鯨船「ジョン・ポール・デジョリア(John Paul DeJoria)」号は21日にグリーンランドの政庁所在地ヌーク(Nuuk)に寄港し、北太平洋で日本の捕鯨船を「阻止」するために燃料補給を行っていた。




 同団体がSNSに投稿した動画には、ワトソン容疑者が手錠をかけられ、港から警察車両で連行される様子が映っていた。今後、裁判所が日本への引き渡しについて決定を下す前に、警察が勾留を求める方針。


 日本政府は談話を発表していないが、海上保安庁の広報担当者はワトソン容疑者の逮捕について認識しているとAFPに述べた。


 CPWFによると、同船は5月に日本を出発した新造の捕鯨母船「関鯨丸(Kangei Maru)」を「北太平洋で迎え撃つ」ために北西航路に向かう予定だった。

【翻訳編集】AFPBB News

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