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メキシコ市の警察幹部、射殺される

AFPBB News / 2024年7月23日 12時24分

メキシコの規制線(2019年4月21日撮影、資料写真)。(c)Guillermo Arias / AFP

【AFP=時事】メキシコの首都メキシコ市で21日、組織犯罪対策の情報収集活動を担っていた警察幹部が射殺された。現地当局が明らかにした。同国では政府高官や政治家らを狙った攻撃が相次いでいる。


 市の治安当局トップ、パブロ・バスケス(Pablo Vazquez)氏は X(旧ツイッター)に、「メキシコ市コアカルコ(Coacalco)で起きた卑劣な攻撃の結果として」警察幹部のミルトン・モラレス・フィゲロア(Milton Morales Figueroa)氏が死亡したと投稿した。


 防犯カメラの映像によると、フィゲロア氏は鶏肉販売店の前で声を掛けてきた男に撃たれた。


 マルティ・バトレス(Marti Batres)市長はXでフィゲロア氏について「メキシコ市の住民の平和と安全を守るため、重要な捜査を担当していた」と説明した。




 同市で活動する中小の麻薬組織は「ハリスコ新世代カルテル(CJNG)」などの有力な麻薬カルテルとつながっている。


 現地メディアによると、フィゲロア氏は複数の犯罪組織の解体に貢献した。


 警察幹部を狙った攻撃は、暴力犯罪がまん延する州で複数発生しているが、首都では異例。


 人口1億2600万人の同国では、2006年に当時のフィリペ・カルデロン(Felipe Calderon)大統領が麻薬組織撲滅戦争を開始して以降、45万人以上が殺害されている。

【翻訳編集】AFPBB News

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