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アウディF1責任者にビノット氏 フェラーリ前代表

AFPBB News / 2024年7月24日 15時42分

フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)、フェラーリの前代表であるマッティア・ビノット氏(2023年8月31日撮影)。(c)Ben Stansall / AFP

【AFP=時事】独自動車大手アウディ(Audi)は23日、フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)プロジェクトの新責任者にフェラーリ(Ferrari)の前代表であるマッティア・ビノット(Mattia Binotto)氏が就任すると発表した。


 アウディは今年に入りザウバー(Sauber)を完全買収することが決まり、2026年からF1に参戦する見通しとなっている。


 アウディのF1チーム責任者には当初、現ザウバーのアンドレアス・ザイドル(Andreas Seidl)最高経営責任者(CEO)が指名されていたが、ビノット氏が8月1日付で引き継ぐことになる。


 ビノット氏は2022年シーズン限りでフェラーリの代表を辞任していたが、2年足らずでのF1復帰となる。1990年代中盤に加入したフェラーリでは、CTO(最高技術責任者)を経て2019年から代表に就任していた。




 アウディの発表によれば、ザイドル氏からビノット氏への交代はザウバー株の完全取得とそれに伴う組織構造の再編の一環で、ビノット氏は最高執行責任者(COO)とCTOを兼任する。ザイドル氏と、オリバー・ホフマン(Oliver Hoffmann)会長は共にプロジェクトを離れる。


 ザウバーは今季ここまで0ポイントでコンストラクターズ選手権の最下位に沈んでいる。チームは来季までザウバーの名で参戦し、26年からはアウディとして生まれ変わる。

【翻訳編集】AFPBB News

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