ネタニヤフ氏、米議会でトランプ氏称賛「してくれたこと全てに感謝」

米首都ワシントンの連邦議会議事堂で行われた上下両院の合同会議で演説を行うイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相（2024年7月24日撮影）。(c)Drew ANGERER / AFP

【AFP＝時事】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ（Benjamin Netanyahu）首相は24日、米連邦議会で演説を行い、イスラエルを支援したドナルド・トランプ（Donald Trump）前大統領を称賛した。同時に、イスラム組織ハマス（Hamas）による拉致被害者救出への支援についてジョー・バイデン（Joe Biden）大統領にも謝意を表した。


　ネタニヤフ氏は、トランプ氏が任期中に行った施策に言及し、「ゴラン高原（Golan Heights）におけるイスラエルの主権承認からイランの攻撃への対抗、そしてエルサレム（Jerusalem）をイスラエルの首都と承認し、そこに米大使館を移したことまで、トランプ前大統領がイスラエルのためにしてくれたこと全てに感謝したい」と述べた。


　また、昨年10月のハマスの奇襲攻撃の際に拉致された被害者に言及し、「人質たちに代わって、バイデン大統領の不断の協力に感謝したい」と述べた。

【翻訳編集】AFPBB News