ベーブ・ルース氏のユニ、スポーツ関連品の史上最高額を更新

米大リーグ（MLB）、ニューヨーク・ヤンキースの伝説的選手ベーブ・ルース（1920年頃撮影）。(c)Library of Congress / Library of Congress / AFP

【AFP＝時事】米大リーグ（MLB）の伝説的選手ベーブ・ルース（Babe Ruth）氏が着用していたユニホームが25日、オークションに出品されたスポーツ関連品の史上最高額を更新した。


　ルース氏がニューヨーク・ヤンキース（New York Yankees）時代に来ていたこのユニホームの入札額は現在、手数料などを含め史上最高額の1330万ドル（約20億3700万円）を記録している。しかしながら、出品期間は8月24日までとなっており、専門家の見積もりでは最大3000万ドル（約46億円）に達する可能性があるという。


　このユニホームは、1932年ワールドシリーズのシカゴ・カブス（Chicago Cubs）戦で、ルース氏が有名な「予告ホームラン」を行ったときに着ていたもの。ルース氏は打球を飛ばす方向を示し、実際その通りに本塁打を放った。

　これまでの最高額となっていたスポーツ関連品は、同じくヤンキースの元名選手ミッキー・マントル（Mickey Mantle）氏の野球カードで、2022年8月に1260万ドル（約19億3000万円）で落札された。


　スポーツ関連品のアパレル部門で史上最高額を記録しているのは、2022年9月に落札された米プロバスケットボール（NBA）の名選手マイケル・ジョーダン（Michael Jordan）氏のユニホームとなっている。1998年のNBAファイナル第1戦でジョーダン氏が着用したこのユニホームは、競売大手サザビーズ（Sotheby's）が行ったオークションで、1010万ドル（約15億5000万円）を記録した。

【翻訳編集】AFPBB News