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ハリス氏、反ネタニヤフデモの米国旗焼却を非難「卑劣」

AFPBB News / 2024年7月26日 13時9分

米首都ワシントンで行われた親パレスチナデモで、ユニオン駅前で米国旗を燃やす参加者(2024年7月24日撮影)。(c)Matthew Hatcher / AFP

【AFP=時事】カマラ・ハリス(Kamala Harris)米副大統領は25日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相による米議会での演説に合わせて首都ワシントンで行われた抗議デモの参加者が米国旗を燃やしたことについて、「卑劣」で「非愛国的」だと非難した。


 11月の大統領選で民主党の候補指名を確実にしたハリス氏は、珍しく強い語調で、「米国旗の焼却を非難する。米国旗はわれわれの国家としての究極目標を象徴し、米国の約束を表すものだ。決してあのような形で冒涜(ぼうとく)されてはならない」と述べた。


 ハリス氏はデモについて、「非愛国的な抗議者による卑劣な行為と危険な憎悪に満ちた発言」が目立ったと指摘した。




 共和党の副大統領候補、J・D・バンス(JD Vance)上院議員はハリス氏が声明を出す直前、「反米的でハマス支持の暴徒が米連邦議会議事堂の前で米国旗を燃やした。われらの大統領になりたいと望む女性はこれを非難することをまだ拒否している」とソーシャルメディアに投稿していた。


 ネタニヤフ首相が米議会で演説した24日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)での戦闘に憤る数千人がデモに参加し、厳重に警備が敷かれた議事堂に向かって行進した。


 行進はおおむね平和的に行われたが、終盤に参加者の一部が議事堂近くの駅前に集まり、記念碑にスプレーで落書きをし、ネタニヤフ首相の人形と米国旗に火を付ける騒ぎとなった。

【翻訳編集】AFPBB News

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