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ラッセルV一転失格に、ハミルトンが繰り上がり優勝 ベルギーGP

AFPBB News / 2024年7月29日 3時40分

24F1第14戦ベルギーGP決勝。表彰式に臨む(左から)2位に入ったメルセデスAMGのルイス・ハミルトン、優勝したジョージ・ラッセル、3位に入ったマクラーレンのオスカー・ピアストリ。後にラッセルは失格となり、ハミルトンとピアストリは順位が一つ繰り上がった(2024年7月28日撮影)。(c)SIMON WOHLFAHRT / AFP

【AFP=時事】24F1第14戦ベルギーGP(Belgium Grand Prix 2024)は28日、決勝が行われ、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のジョージ・ラッセル(George Russell)が制したが、レース後にマシンの重量不足が判明して失格となり、チームメートのルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が繰り上がりで優勝となった。


 レース後に発表された報告書によれば、ラッセルは規定で定められたドライバーとマシンの最低合計重量を1.5キロ下回った。


 6番手から出たラッセルは1ストップ戦略を選んで先頭に立つと、44周中34周を2セット目のタイヤをいたわりながら走りきり、ハミルトンを2位、マクラーレン(McLaren)のオスカー・ピアストリ(Oscar Piastri)を3位に抑えてゴール。違反がなければ、これがGP通算3勝目だった。




 ラッセルはソーシャルメディアで「胸が張り裂けそうだ」と残念がった。


 これにより、全選手の順位が一つ繰り上がり、チームメートのハミルトンが今季2勝目、通算105勝目を飾った。ピアストリが2位となり、ポールポジションからスタートしたフェラーリ(Ferrari)のシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)が3位表彰台を獲得した。


 レッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)は11番手スタートから4位入賞。年間ポイントを277ポイントに伸ばし、総合2位につけるマクラーレンのランド・ノリス(Lando Norris)とのポイント差を78点に広げた。ノリスは今GP5位。コンストラクターズ選手権でも、レッドブルはマクラーレンを抑えて首位を守っている。


 RBの角田裕毅(Yuki Tsunoda)は16位だった。


 F1はこの後に夏休み期間に入り、8月25日決勝のオランダGP(Dutch Grand Prix 2024)からシーズンを再開する。

【翻訳編集】AFPBB News

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