エムバペ、仏2部クラブのカーン買収へ 報道

サッカーフランス代表のキリアン・エムバペ（2024年7月16日撮影）。(c)Pierre-Philippe MARCOU/ AFP

【AFP＝時事】サッカーフランス代表の主将キリアン・エムバペ（Kylian Mbappe）が、仏リーグ2（2部）カーン（SM Caen）の大株主になる見込みだと、複数の仏メディアが29日に報じた。


　日刊紙パリジャンによると、今夏に仏リーグ1のパリ・サンジェルマン（Paris Saint-Germain、PSG）からスペイン1部リーグのレアル・マドリード（Real Madrid）に移籍した25歳のエムバペは、米国の投資会社オークツリー・キャピタル（Oaktree Capital Management）からカーンの株式80パーセントを2000万ユーロ（約33億4000万円）で買い取る見通しだという。


　W杯ロシア大会（2018 World Cup）で母国の優勝に貢献したエムバペは、10代でカーンに入団する可能性もあったが、最終的にはASモナコ（AS Monaco）に加入した。

　1913年に創設され、リーグ2で2度の優勝経験があるカーンには、仏代表MFのヌゴロ・カンテ（N'Golo Kante）や元同代表DFのウィリアム・ギャラス（William Gallas）氏らが在籍したこともある。


　昨季はリーグ戦6位に終わっていた中で、新シーズンは来月17日に行われるパリFC（Paris FC）とのホーム戦で開幕する。

【翻訳編集】AFPBB News