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ハリス氏の土壇場参戦は「不意打ち」 バンス氏

AFPBB News / 2024年7月31日 12時13分

米ウィスコンシン州ミルウォーキーで開催された共和党大会で握手するドナルド・トランプ前大統領(左)とJ・D・バンス上院議員(2024年7月16日撮影)。(c)Jim WATSON / AFP

【AFP=時事】米紙ワシントン・ポストが入手した資金調達イベントの録音によると、共和党の副大統領候補、J・D・バンス(JD Vance)上院議員は、カマラ・ハリス(Kamala Harris)副大統領が土壇場になって大統領選に参戦したことを「不意打ち」と呼んだ。 


 バンス氏は先週末、献金者らに「われわれ全員が、ちょっとした政治的な不意打ちに遭った」と語った。同氏の公の発言とは対照的で、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領対ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領となる見通しだった大統領選の情勢が大きく変わったことを浮き彫りにした。


 トランプ・バンス陣営はこれまで、ハリス氏が出馬しても自陣営の戦略に影響はなく、ハリス氏はバイデン氏の政策に縛られていると主張してきた。




 トランプ氏の最側近、ジェイソン・ミラー(Jason Miller)上級顧問は今月、バイデン氏の撤退がささやかれる中行われた共和党全国大会で、民主党候補が誰であろうと「基本的に何も変わらない」として、AFPに語っていた。


「ジョー・バイデンであれ、カマラ・ハリスであれ、他の急進的なリベラル派の民主党員であれ、彼らは全員、わが国の経済と国境を破壊した責任を共有している」


 それにもかかわらず、バンス氏は「ハリスはバイデンと同じ問題を抱えていない。何と言っても、カマラははるかに若いからだ」「カマラ・ハリスがジョー・バイデンのように苦境にあえいでいないのは明らかだ」と警告した。

【翻訳編集】AFPBB News

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