ベネズエラ、ペルーと断交 大統領選めぐる発言への対応

ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領（左）と野党連合候補のエドムンド・ゴンサレス氏（2024年7月18日作成）。(c)Federico PARRA / AFP

【AFP＝時事】ベネズエラは30日、投開票が28日に行われた大統領選をめぐり、同じ南米のペルーが野党連合候補の元外交官エドムンド・ゴンサレス（Edmundo Gonzalez）氏を「次期大統領」としたことに抗議し、同国との外交関係を断絶したと明らかにした。ベネズエラ全国選挙管理委員会（CNE）は、ニコラス・マドゥロ（Nicolas Maduro）大統領が勝利したと発表していた。


　ベネズエラのイバン・ヒル（Yvan Gil）外相はX（旧ツイッター）で、「ペルーの外相がベネズエラ国民の意思とわが国の憲法を無視し、無責任な表明をしたことを受け（外交断絶）決定を余儀なくされた」と表明した。

【翻訳編集】AFPBB News