オジェがラリー・フィンランド制す ロバンペラは痛恨クラッシュ

世界ラリー選手権第9戦、ラリー・フィンランド最終日。表彰式に臨む、2位に入ったヒョンデのティエリー・ヌービル（左から2人目）、優勝したトヨタのセバスチャン・オジェ（中央右）、3位に入ったフォードのアドリアン・フルモー（右、2024年8月4日撮影）。(c)Jussi Nukari / Lehtikuva / AFP

【AFP＝時事】世界ラリー選手権（WRC 2024）第9戦、ラリー・フィンランド（Secto Rally Finland 2024）は4日、最終日が行われ、8度の総合優勝を誇るトヨタ（Toyota）のセバスチャン・オジェ（Sebastien Ogier、フランス）が通算61勝目を挙げた。


　チームメートで総合2連覇中のカッレ・ロバンペラ（Kalle Rovanpera、フィンランド）は、オジェを45.8秒リードしてラスト二つのスペシャルステージを迎え、地元勢として7年ぶりの優勝が確実かに思われたところで岩を踏んで横転し、優勝を逃した。


　総合首位に立つヒョンデ（Hyundai）のティエリー・ヌービル（Thierry Neuville、ベルギー）が2位、フォード（Ford）のアドリアン・フルモー（Adrien Fourmaux、フランス）が3位に入った。

　総合順位ではヌービルが166ポイントとし、2位につけるオジェとの差は28ポイントとなっている。


　WRCは次戦9月にアクロポリス・ラリー（EKO Acropolis Rally Greece 2024）がギリシャで行われる。

【翻訳編集】AFPBB News