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UNRWA職員9人、ハマス奇襲に関与の可能性 国連が解雇発表

AFPBB News / 2024年8月6日 10時57分

パレスチナ自治区ヨルダン川西岸ジェニンの通りでごみを回収する国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の職員(2024年7月30日撮影、資料写真)。(c)Jaafar ASHTIYEH / AFP

【AFP=時事】国連(UN)は5日、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の職員9人が昨年10月7日のイスラム組織ハマス(Hamas)によるイスラエルへの奇襲に関与した可能性があるとして、解雇したと発表した。


 国連内部監査部(OIOS)は今年に入り、UNRWA職員19人がハマスの越境攻撃に関わっていた可能性があるとするイスラエル側の主張について調査を完了。


 調査結果を受け、国連のファルハン・ハク(Farhan Haq)報道官は、「1人については証拠が得られず、9人に関してはOIOSが入手した証拠は関与を裏付けるには不十分だった」と説明。ただ残り9人については、「OIOSが入手した証拠によると、10月7日の攻撃に関与していた可能性がある」と明らかにした。




 UNRWAのフィリップ・ラザリニ(Philippe Lazzarini)事務局長は、この9人について「UNRWAで働くことはできない」と述べ、職員は「中立という人道上の原則」を尊重しなければならないと指摘した。


 発表を受けてイスラエル軍の報道官は、UNRWAの「凋落(ちょうらく)ぶり」を示していると非難した。

【翻訳編集】AFPBB News

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