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ガザ攻撃批判の進歩派ブッシュ議員、民主予備選で敗北 米ミズーリ州

AFPBB News / 2024年8月8日 14時54分

イスラエル、ハマス間の紛争停止を訴えるコリ・ブッシュ米下院議員。首都ワシントンで(2023年11月13日撮影、資料写真)。(c)Mandel NGAN / AFP

【AFP=時事】米メディアの集計によると、連邦下院選に向けた民主党のミズーリ州予備選で、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)への攻撃を厳しく批判しているコリ・ブッシュ(Cori Bush)下院議員が、親イスラエル系ロビー団体「米イスラエル公共問題委員会(AIPAC)」に支援された郡検事ウェズリー・ベル(Wesley Bell)氏に破れた。


 ブッシュ氏は「プログレッシブ(進歩派)」と呼ばれる急進左派議連に属している。昨年10月7日にガザでの戦闘が始まって数週間後に、停戦を求める決議を議会に提出。


 先月、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相が米議会で演説した際には、出席すれば「ジェノサイド(集団殺害)の最前線にいる」戦争犯罪人をたたえることになるとし、ボイコットした。




 ブッシュ氏は6日夜、X(旧ツイッター)に「いかなる代償を払っても正しいことのために立ち上がるつもりだ」と投稿し、敗北を認めた。


 牧師で看護師でもあったブッシュ氏は、2014年にミズーリ州ファーガソン(Ferguson)で黒人青年マイケル・ブラウン(Michael Brown)さんが射殺されたことなどをきっかけに広がった「Black Lives Matter(黒人の命は大切)」運動に参加し、活動を主導していた。2020年に下院議員に当選した。

【翻訳編集】AFPBB News

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