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12歳少年2人、暴動への関与認める 英国

AFPBB News / 2024年8月13日 16時47分

英ロンドン中心部ウェストミンスターで行われた反極右デモ(2024年8月10撮影)。(c)BENJAMIN CREMEL / AFP

【AFP=時事】英イングランドのダンス教室で子ども3人が刺殺されたのを受けて極右による暴動が各地に広がったことに絡み、12歳の少年2人が12日、暴動に関与したとして罪を認めた。今回の暴動で罪を認めた関係者としては最年少となる。


 少年のうち1人は、イングランド北西部マンチェスター(Manchester)で警察の車両に「発射体」を投げつけたとされる。


 少年についてマンチェスターの治安判事裁判所のジョアン・ハースト判事は、大人を含め担当してきた被告の中で暴力行為への関与の度合いが最も高かったと述べた。未成年のため、名前は公表されていない。


 一方、キア・スターマー(Keir Starmer)首相の報道官はこの日、「週末に鎮静化に向かったことを歓迎している。しかし、これで満足はしておらず、引き続き警戒している」と語った。




 刺殺事件は7月29日、イングランド・サウスポート(Southport)で起きた。同地では翌日から暴動が始まり、その後イングランドの他の都市や北アイルランドにまで広がった。全国警察本部長評議会(NPCC)によると、12日までに累計975人が逮捕され、500人超が起訴された。

【翻訳編集】AFPBB News

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