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戦闘機同士が空中衝突、2人死亡 仏北東部

AFPBB News / 2024年8月15日 14時57分

仏空軍のラファール戦闘機。西部ブレスト沖で(2017年5月11日撮影、資料写真)。(c)FRED TANNEAU / AFP

【AFP=時事】フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は14日、同国北東部で2機のラファール(Rafale)戦闘機が空中衝突し、片方に搭乗していた操縦士ら2人が死亡したと発表した。先進技術を搭載した軍用機同士の衝突事故は異例。


 事故は同日、北東部コロンベレベル(Colombey-les-Belles)で起きた。地元当局者はAFPに「12時30分(日本時間19時30分)ごろに大きな音が聞こえた」と語った。航空機が音速の壁を越える時に発生する衝撃音「ソニックブーム」とは異なる「打撃音」のような音だったという。


 衝突後、1機目の操縦士は脱出し無事だったが、もう1機を操縦していた訓練生と教官の行方が分からなくなり、当局が捜索していた。




 マクロン氏はX(旧ツイッター)に、ラファールでの訓練中に2人が死亡したと投稿。「国家として、遺族およびサンディジエ(Saint-Dizier)第113空軍基地の同僚と悲しみを共有する」と書き込んだ。


 ラファールは索敵や地上・水上目標の攻撃などに使用されるほか、核兵器も搭載できる「多目的戦闘機」で、仏兵器産業の「ベストセラー」となっている。

【翻訳編集】AFPBB News

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