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中国の若年失業率、7月は17.1% 前月から約4ポイント増加

AFPBB News / 2024年8月17日 13時25分

中国・北京で開かれた就職フェアを訪れた求職者(2024年3月20日撮影、資料写真)。(c)Jade GAO / AFP

【AFP=時事】中国国家統計局(NBS)が16日に公表した7月の若年層(16~24歳)の失業率は17.1%で、前月の13.2%から上昇し、今年最高水準となった。当局が集計対象を見直したため、学生は除外されている。


 世界第2位の経済大国である中国は、巨額の債務を抱える不動産業界や、西側諸国との貿易摩擦など多くの問題を抱えており、若年失業率の増加はその一つにすぎない。


 中国当局は、若年失業率が昨年6月に過去最高の21.3%を記録したのを受け、公表を停止。その後、集計対象を見直して学生を除外した。


 7月の雇用統計によれば、25~26歳の失業率は6.5%で、前月の6.4%から増加した。労働力全体の失業率は5.2%だった。




 ただし、NBSの雇用統計は都市部のみを対象としているため、中国の雇用状況を完全に表しているとは言えない。


 習近平(Xi Jinping)国家主席は5月、若年層の失業対策を「最優先課題」と位置付けた。


 6月には1180万人が大学を卒業し、既に厳しい状況にあった労働市場の競争がいっそう激化した。


 政府が最近、成長促進策を打ち出したにもかかわらず、15日に公表された経済指標も、工業生産の低迷を示すなど期待外れの数字だった。

【翻訳編集】AFPBB News

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