フリック新体制のバルサが白星発進 レワンドフスキ2発

24-25スペイン1部リーグ第1節、バレンシア対FCバルセロナ。勝利を喜ぶFCバルセロナのロベルト・レワンドフスキ（右から2人目）ら（2024年8月17日撮影）。(c) JOSE JORDAN/ AFP

【AFP＝時事】24-25スペイン1部リーグは17日、第1節の試合が行われ、FCバルセロナ（FC Barcelona）はロベルト・レワンドフスキ（Robert Lewandowski）の2得点でバレンシア（Valencia CF）を2-1で下し、ハンジ・フリック（Hansi Flick）新監督の初陣を白星で飾った。


　堅実なプレーを見せるホームのバレンシアは、ウーゴ・ドゥロ（Hugo Duro）のゴールで44分に先制したが、バルセロナは前半のうちにレワンドフスキのゴールで追いつくと、後半の早い時間にレワンドフスキがPKから2点目を決めて逆転。フリック監督は勝ち点3を獲得して新チームでの公式戦初勝利を祝った。

　フレンキー・デ・ヨング（Frenkie de Jong）やガビ（Pablo Martin Paez Gavira 'Gavi'）、ロナルド・アラウホ（Ronald Araujo）ら主力を欠く中、フリック監督は欧州選手権（UEFA Euro 2024）で躍動した一方、14日に父親が刺される事件に遭ったラミネ・ヤマル（Lamine Yamal）、パウ・クバルシ（Pau Cubarsi）、この試合がデビュー戦となったマルク・ベルナル（Marc Bernal）という3人の17歳を先発で起用した。


　一方で今夏加入したダニ・オルモ（Dani Olmo）は、まだ選手登録が行われておらず、フリック監督はコンディションを上げる必要があると話している。


　新たなスーパースターとしてキリアン・エムバペ（Kylian Mbappe）を獲得した王者レアル・マドリード（Real Madrid）は、18日にマジョルカ（Real Mallorca）とのアウェーゲームで開幕を迎える。

【翻訳編集】AFPBB News