ブエルタ開幕、マクナルティが個人TT制す

自転車ロードレース、ブエルタ・ア・エスパーニャ、第1ステージ個人タイムトライアル（リスボンからオエイラス、12キロ）。表彰式で総合首位獲得を喜ぶUTEのブランドン・マクナルティ（2024年8月17日撮影）。(c)MIGUEL RIOPA/ AFP

【AFP＝時事】自転車ロードレース、ブエルタ・ア・エスパーニャ（Vuelta a Espana 2024）は17日、第1ステージの個人タイムトライアル（リスボンからオエイラス、12キロ）が行われ、UTE（UAE TEAM EMIRATES）のブランドン・マクナルティ（Brandon McNulty、米国）が優勝を飾った。


　最後から2番目にスタートしたマクナルティは12分35秒でフィニッシュし、リドル・トレック（Lidl Trek）のマティアス・バチェク（Mathias Vacek、チェコ）を2秒上回った。最終走者であるチーム・ビスマ・リースアバイク（Team Visma | Lease a Bike）のワウト・ファン・アールト（Wout van Aert、ベルギー）が3位に入った。

　チーム・ビスマの前回王者セップ・クス（Sepp Kuss、米国）は大きく遅れ、総合優勝3回を誇るレッドブル・ボーラ・ハンスグローエ（Redbull Bora Hansgrohe）のプリモシュ・ログリッチ（Primoz Roglic、スロベニア）は17秒差の8位となった。


　今大会は、UTEのタデイ・ポガチャル（Tadej Pogacar、スロベニア）、チーム・ビスマのヨナス・ヴィンゲゴー（Jonas Vingegaard、デンマーク）、スダール・クイックステップ（Soudal Quick-Step）のレムコ・エベネプール（Remco Evenepoel、ベルギー）という実力者3人が不在のため、多くの選手に総合優勝のチャンスがある。

【翻訳編集】AFPBB News