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ネタニヤフ氏とハマス、停戦交渉めぐり相互に非難

AFPBB News / 2024年8月19日 12時31分

イスラエル・テルアビブに到着したアントニー・ブリンケン米国務長官(2024年8月18日撮影)。(c)Kevin MOHATT / POOL / AFP

【AFP=時事】イスラム組織ハマス(Hamas)とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は18日、パレスチナ自治区ガザ(Gaza Strip)での停戦合意がいまだに実現していないのは相手側に原因があるとし、互いに非難した。


 15、16両日にカタールで行われた停戦交渉に先立ち、ハマスは仲介国に対し、新たに交渉を行うのではなく、ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領が5月下旬に示した停戦案を実現させるよう求めていた。


 カタールでの交渉後、米国は新たな妥協案を提示。これに関しハマスは声明で、「恒久的な停戦およびガザからの全面撤退の拒否、さらにネツァリム(Netzarim)ジャンクションとラファ検問所、フィラデルフィ回廊の継続的な占拠」といったネタニヤフ氏側の条件を満たすものだと指摘した。




 その上で、「仲介国の努力を妨害し、合意を阻止していることの全責任」はネタニヤフ氏にあり、また同氏はガザ地区内の人質の「命に対する全責任を負っている」と主張した。


 これに対しネタニヤフ氏はこの日の閣議で、「ハマスは今に至るまで強情を貫いている。ドーハでの交渉に代表団を派遣もしなかった。したがって、圧力はイスラエル政府にではなく、ハマスと(ハマス最高指導者のヤヒヤ)シンワル(Yahya Sinwar)にかけるべきだ」と述べた。


 一方、アントニー・ブリンケン(Antony Blinken)米国務長官はこの日、停戦合意を後押しするためイスラエル・テルアビブに入った。


 昨年10月にガザ紛争が始まって以来、ブリンケン氏が中東を訪問するのは9回目。今回は、ネタニヤフ氏らとの会談が予定されている。


 ある米政府当局者は、ブリンケン氏は合意形成の重要性を全当事者に理解してもらうことを目指していると話した。


 20日には、停戦交渉が再開される予定のエジプト・カイロに向かう。

【翻訳編集】AFPBB News

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