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タイ、エムポックス・クレード1の感染疑い例を初報告

AFPBB News / 2024年8月21日 15時45分

コンゴ(旧ザイール)・ゴマ郊外の病院に設けられたエムポックス治療センターの医療従事者(2024年8月17日撮影)。(c)GUERCHOM NDEBO / AFP

【AFP=時事】世界保健機関(WHO)が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」と宣言したウイルス感染症「エムポックス(サル痘)」について、タイは21日、より危険なコンゴ盆地系統群(クレード1)の感染疑い例を初めて報告した。


 タイ保健省疾病管理局トップ、トンチャイ・キラティハッタヤコーン(Thongchai Keeratihattayakorn)氏によると、感染の疑いがあるのは、アフリカからタイに訪れた欧州人。


 トンチャイ氏はAFPに「この人物がクレード1に感染していると確信しているが、検査の最終結果が出るまで2日かかる」と説明した。


 エムポックスの感染例と死亡例はアフリカで急増しており、7月以降、コンゴ(旧ザイール)、ブルンジ、ケニア、ルワンダ、ウガンダで流行が報告されている。




 エムポックスは数十年前から知られているが、感染例が最近急増しているのはクレード1の亜系統「クレード1b」で、従来よりより重症化しやすく、感染力が強いとされる。


 WHOによれば、クレード1bでは、感染者の約3.6%が死に至る。特に子どもの死亡リスクが高い。


 コンゴでは今年、感染例1万6000件以上、死亡例500件以上が確認されている。

【翻訳編集】AFPBB News

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