イングランドのハルが首位発進、西郷4位T 全英女子オープン

女子ゴルフ米国ツアーメジャー最終戦、AIG全英女子オープン初日。2番でティーショットを打つチャーリー・ハル（2024年8月22日撮影）。(c)ANDY BUCHANAN / AFP

【AFP＝時事】女子ゴルフ米国ツアーメジャー最終戦、AIG全英女子オープン（AIG Women's British Open 2024）は22日、英セントアンドルーズ（St Andrews）のオールドコース（The Old Course、パー72）で開幕し、メジャー初制覇を目指すチャーリー・ハル（Charley Hull、イングランド）が5アンダー「67」で首位発進した。


　昨年の全英女子（AIG Women's British Open 2023）と全米女子オープン（US Women's Open Championship 2023）で2位に終わっているハルは、前回覇者のリリア・ブ（Lilia Vu、米国）と世界ランキング1位のネリー・コルダ（Nelly Korda、米国）という豪華な顔ぶれと同組で回り、バックナインで4バーディーを記録する最高の形でホールアウトした。

　今季メジャー初戦のシェブロン選手権（The Chevron Championship 2024）を制しているコルダが4アンダーで殷若寧（Yin Ruoning、中国）と並ぶ2位タイ、ブも3アンダーの4位タイグループにつけており、同組の3人が互いに最大限の力を発揮させた。


　元世界ランキング1位の殷は10番からスタートし、突風が吹くなどの難しいコンディションを乗り越えて最初の14ホールで6アンダーをマークして一時トップに立った。終盤に2ボギーをたたいてスコアを落としたものの、4アンダー「68」は大いに評価できるものとなった。


　4位タイグループには、アンドレア・リー（Andrea Lee、米国）、パティー・タバタナキット（Patty Tavatanakit、タイ）、イ・ミヒャン（Mi Hyang Lee、韓国）、西郷真央（Mao Saigo）、ジェニー・シン（Jenny Shin、韓国）が並んだ。


　日本勢は、大里桃子（Momoko Osato）が2アンダーの10位タイ、川﨑春花（Haruka Kawasaki）と小祝さくら（Sakura Koiwai）が1アンダーの12位タイで上位につけている。


　その他では、佐久間朱莉（Shuri Sakuma）と吉本ひかる（Hikaru Yoshimoto）がイーブンパーの18位タイ、河本結（Yui Kawamoto）が1オーバー32位タイ、岩井明愛（Akie Iwai）が2オーバー48位タイ、勝みなみ（Minami Katsu）、古江彩佳（Ayaka Furue）、笹生優花（Yuka Saso）、畑岡奈紗（Nasa Hataoka）が3オーバー63位タイ、鈴木愛（Ai Suzuki）、山下美夢有（Miyu Yamashita）、岩井千怜（Chisato Iwai）が4オーバー79位タイ、竹田麗央（Rio Takeda）が5オーバー99位タイ、西村優菜（Yuna Nishimura）が6オーバー118位タイ、渋野日向子（Hinako Shibuno）が8オーバー134位タイ、櫻井心那（Kokona Sakurai）が10オーバー142位タイとなっている。

【翻訳編集】AFPBB News