前回女王ガウフはサバレンカと同じ山 全米OP女子単ドロー

女子テニスのココ・ガウフ（2023年9月9日撮影）。(c)Elsa/Getty Images/AFP

【AFP＝時事】全米オープンテニス（US Open Tennis Championships 2024）は22日、女子シングルスの組み合わせ抽選が行われ、大会連覇を目指す第3シードのココ・ガウフ（Coco Gauff、米国）は第2シードのアリーナ・サバレンカ（Aryna Sabalenka、ベラルーシ）と同じ山に入り、準決勝で激突する可能性があるドローとなった。


　2022年大会覇者で第1シードのイガ・シフィオンテク（Iga Swiatek、ポーランド）が準決勝で迎え撃つ可能性がある最も高いシード選手は、第4シードのエレナ・ルバキナ（Elena Rybakina、カザフスタン）となっている。


　一方、2018年と20年大会の女王で4度の四大大会（グランドスラム）制覇を誇る大坂なおみ（Naomi Osaka）は、母親になってから初めて臨む全米オープンの初戦の相手が2017年の全仏オープン（French Open 2017）女王で第10シードのエレナ・オスタペンコ（Jelena Ostapenko、ラトビア）に決定。1回戦では最も注目度が高い顔合わせになる。

　今年の全仏オープン（French Open 2024）とウィンブルドン選手権（The Championships Wimbledon 2024）で準優勝を果たした第5シードのジャスミン・パオリーニ（Jasmine Paolini、イタリア）は、1回戦で2019年大会の女王ビアンカ・アンドレスク（Bianca Andreescu、カナダ）を迎え撃つ。


　前哨戦のナショナルバンク・オープン（National Bank Open 2024）で優勝し、先週のシンシナティ・オープン（Cincinnati Open 2024）でもファイナリストとなった第6シードのジェシカ・ペグラ（Jessica Pegula、米国）は、準々決勝でシフィオンテクと激突する可能性がある。今大会はシェルビー・ロジャース（Shelby Rogers、米国）との1回戦で幕を開け、2回戦に進出すれば2021年大会覇者のエマ・ラドゥカヌ（Emma Raducanu、英国）と2020年の全豪オープン（Australian Open Tennis Tournament 2020）女王ソフィア・ケニン（Sofia Kenin、米国）の勝者が待ち受けている。

【翻訳編集】AFPBB News