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ドイツ刃物襲撃、シリア人の男が自供

AFPBB News / 2024年8月26日 15時33分

ドイツ南部のカールスルーエにある連邦検察庁に護送される西部ゾーリンゲンで起きた刃物襲撃事件の容疑者(2024年8月25日撮影)。(c)THOMAS KIENZLE / AFP

【AFP=時事】ドイツ当局は25日、西部ゾーリンゲン(Solingen)で23日夜に行われた野外イベントで発生した殺傷事件について、警察に自首したシリア人の男(26)が犯行を自供したと発表した。男は「テロ組織」に所属しているとみられている。


 ゾーリンゲンでは当日、市創設650周年を祝う「多様性の祭典」が開催され、数千人が会場を訪れていた。


 当局によると、事件では56歳と67歳の男性2人、56歳の女性1人が死亡。負傷者も複数おり、うち4人は重傷となっている。警察によると、全員が刃物で首を刺されていた。


 検察当局はシリア国籍の容疑者について、「国外のテロ組織に所属している強い疑い」があるとし、殺人および殺人未遂容疑で勾留すると発表。「テロ事件」とみて捜査を開始したとしている。




 事件については、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が「パレスチナおよび世界中のイスラム教徒のための報復」を唱えて犯行声明を出しているが、関与については今のところ確認は取れていない。

【翻訳編集】AFPBB News

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