ナポリがコンテ体制初白星 クワラツヘリア躍動でボローニャに快勝

24-25イタリア・セリエA第2節、ナポリ対ボローニャ。チームメートのジャコモ・ラスパドーリ（中央）とチーム2点目のゴールを喜び合うナポリのクヴィチャ・クワラツヘリア（左、2024年8月25日撮影）。(c)CARLO HERMANN/ AFP

【AFP＝時事】24-25イタリア・セリエAは25日、第2節の試合が行われ、ナポリ（SSC Napoli）は3-0でボローニャ（Bologna FC）に勝利し、アントニオ・コンテ（Antonio Conte）新監督の下での初勝利を挙げた。ASローマ（AS Roma）は1-2でエンポリ（Empoli）に敗れた。


　ナポリでは21日に父親になったクヴィチャ・クワラツヘリア（Khvicha Kvaratskhelia）が躍動。前半アディショナルタイムに絶妙な浮き球のパスで走り込んだジョバンニ・ディ・ロレンツォ（Giovanni Di Lorenzo）の先制点をアシストすると、残り15分には2点目を奪取した。終了間際には交代出場のジョバンニ・シメオネ（Giovanni Simeone）が3点目を決めた。

　前週の開幕戦はエラス・ベローナ（Hellas Verona）に大敗したナポリだが、これで埋め合わせとなる勝ち点3を獲得し、コンテ監督もホーム初采配で見事な勝利を収めている。


　ローマはエンポリにホームで初黒星を喫した。61分までに2点を先行されると、80分にエルドル・ショムドロフ（Eldor Shomurodov）が1点を返したが反撃は及ばず。サウジアラビア移籍が破談になったパウロ・ディバラ（Paulo Dybala）も十分にけん引できず、チームは2試合で勝ち点1にとどまっている。

【翻訳編集】AFPBB News