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テレグラム創業者逮捕に「政治的」背景ない フランス大統領

AFPBB News / 2024年8月27日 17時58分

通信アプリ「テレグラム」創業者で最高経営責任者(CEO)のパーベル・ドゥロフ氏。米カリフォルニア州サンフランシスコで(2015年9月21日撮影)。(c)Steve JENNINGS / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / AFP

【AFP=時事】フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は26日、同国警察が通信アプリ「テレグラム(Telegram)」の創業者で最高経営責任者(CEO)のパーベル・ドゥロフ(Pavel Durov)容疑者(39)を逮捕したことについて、政治的な背景はないと否定した。


 ドゥロフ容疑者は24日にパリ近郊の空港で逮捕され、2日間にわたって拘束されている。情報筋によると、拘束は28日まで延長された。当初96時間の拘束期間が終了した段階で、予審判事が釈放するか、起訴して拘束を続けるかを判断する。


 逮捕のタイミングや拘束の状況をめぐり、問題視する声が上がっているが、マクロン氏はX(旧ツイッター)に、今回の逮捕は「継続中の司法捜査の一環として行われた」とし、「誤情報」が広がっていることに懸念を示した。




 さらに、「政治的な決定では決してない。処分を決めるのは裁判官だ」と述べた。


 情報筋によると、ドゥロフ容疑者はここ数年はドバイを拠点としている。24日はアゼルバイジャンの首都バクーからパリに飛び、夕食を取る予定だったという。


 他方でロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が18日と19日にアゼルバイジャンを国賓訪問しているが、ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)のドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)報道官は、両者は会っていないとしている。


 最大の問題の一つは、ドゥロフ容疑者がフランスで指名手配されていることを知っていた可能性が高いにもかかわらず、なぜ渡仏したかだが、別の情報筋は「おそらく処罰されないとの感触を得ていたのだろう」と語った。

【翻訳編集】AFPBB News

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