大坂なおみ、大胆ウエアで2年ぶり全米OP 「スーパースーツのよう」

全米オープンテニス、女子シングルス1回戦。コートに姿を見せた大坂なおみ（2024年8月27日撮影）。(c)Mike Stobe/Getty Images/AFP

【AFP＝時事】27日に行われた全米オープンテニス（US Open Tennis Championships 2024）の女子シングルス1回戦で、2年ぶりの出場で初戦勝利を収めた大坂なおみ（Naomi Osaka）。この日の大坂は試合が始まる前からウエアで自らを表現し、原宿にインスピレーションを得た「スーパースーツ」で、力をもらえると明かした。


　長女のシャイ（Shai）ちゃん出産のため、昨年の大会を欠場した大坂は、チュチュの付いたエメラルドグリーンのスカートと、緑のリボンを添えた白のジャケットのレイヤードスタイルでコートに登場。その後はジャケットとスカートを脱ぎ、腰に白いリボンをあしらったティアードフリル付きのエメラルドグリーンのドレスウエアでプレーした。

　大坂は「日本と原宿のカルチャーをベースにした」と明かし、デザイナーのYOON（ユン）氏が手掛けたものだと説明。「いつもとは違う力をくれる」今回のウエアのデザインに自らも携わったとコメントした。


　さらに大坂は「全米オープンでは特に、ウエアが少し派手になるのを感じる。きょうこれを着るときは、『やり過ぎじゃないといいけど』と思っていた」と話し、「みんな私を面白がって見ていたような気がする」「でもだんだん気分がよくなって、別の選手から写真を撮らせてほしいとも言われた。『何あれ、見てよ』という感じではなかったから、いい写真になっていればうれしい」と続けた。


　今大会のナイキ（Nike）のウエアには、ナイトセッション用の白黒バージョンもある。大坂は「このウエアは自分にとってスーパースーツのようなもの。そこから力を得たい」と語っている。

【翻訳編集】AFPBB News