イスラエル、ヨルダン川西岸で「対テロ作戦」開始
AFPBB News / 2024年8月28日 10時44分
イスラエル占領下のヨルダン川西岸にあるヌールシャムス難民キャンプで、イスラエル軍からの前日の空爆の被害を確認するパレスチナ人の少年(2024年8月27日撮影)。(c)Jaafar ASHTIYEH / AFP
【AFP=時事】イスラエルの治安部隊は28日未明、占領下のヨルダン川西岸(West Bank)北部で「対テロ作戦」を開始した。軍の報道官が発表した。一方、パレスチナ自治区の保健当局は、西岸のジェニン(Jenin)で2人が死亡したと報告した。
イスラエル軍のアビチャイ・アドレー(Avichay Adraee)報道官は治安機関シンベト(Shin Bet)との共同声明で、「治安部隊は、ジェニンおよびトゥルカラム(Tulkarm)で対テロ作戦を開始した」と発表した。
パレスチナ保健当局は、ジェニンで25歳と39歳の男性2人がイスラエル軍に殺害されたと明らかにした。
イスラエルは2日前にも西岸で空爆を実施。パレスチナ自治政府(PA)によると、この攻撃で5人が死亡した。
ガザ地区(Gaza Strip)での戦闘と並行して西岸での攻撃も急増している。パレスチナ保健当局の発表に基づくAFPの集計によると、昨年10月7日のイスラム組織ハマス(Hamas)によるイスラエルへの越境攻撃以降、西岸でイスラエル軍と入植者に殺害されたパレスチナ人は640人を超える。
一方、イスラエル当局によれば、同期間にパレスチナ人による攻撃でイスラエル人少なくとも19人が死亡した。
【翻訳編集】AFPBB News
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