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供与のF16墜落、パイロット死亡 ウクライナ

AFPBB News / 2024年8月30日 9時0分

ウクライナに到着したF16戦闘機の前で会見を行うウォロディミル・ゼレンスキー大統領(右)。場所は非公表(2024年8月4日撮影)。(c)Sergei SUPINSKY / AFP

【AFP=時事】ウクライナは29日、西側が供与した米国製のF16戦闘機1機がロシア軍の空爆を撃退中に墜落し、パイロットが死亡したと発表した。F16の第一陣が今月4日にウクライナに到着して以来、損失が報告されたのは初めて。


 ウクライナ軍は「F16部隊は、ロシアによるウクライナ領へのミサイル攻撃を撃退するために、対空ミサイル部隊と共に配備された」「次の目標に接近する際、1機の通信が途絶えた。同機は墜落し、パイロットが死亡したことが後に判明した」と述べた。


 同軍はパイロットの身元は明らかにしなかった。だが、ウクライナ西部の空軍部隊は、同部隊所属のパイロット、オレクシー・メス氏が26日、ロシアの空爆を撃退中に墜落して死亡したと発表した。




 同部隊は「8月26日、ロシアの大規模なミサイル攻撃と空爆を撃退中、オレクシーは巡航ミサイル3発と攻撃戦闘機1機を撃墜した」と説明。「オレクシーは致命的なロシアのミサイルからウクライナ国民を救った。残念ながら、自らの命を犠牲にした」と述べた。

【翻訳編集】AFPBB News

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