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大坂は2回戦敗退、難敵ムチョバに屈す 全米OP

AFPBB News / 2024年8月30日 11時46分

全米オープンテニス、女子シングルス2回戦。試合に臨む大坂なおみ(2024年8月29日撮影)。(c)CHARLY TRIBALLEAU / AFP

【AFP=時事】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2024)は29日、女子シングルス2回戦が行われ、2018年と20年に大会制覇を果たしている大坂なおみ(Naomi Osaka)は、3-6、6-7(5-7)で世界ランキング52位のカロリーナ・ムチョバ(Karolina Muchova、チェコ)に敗れ、大会復帰戦が終了した。


 娘のシャイ(Shai)ちゃん出産のため昨年大会を欠場していた大坂は、第10シードのエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)との1回戦でトップ10選手から4年ぶりの勝利を飾った勢いを持続できなかった。四大大会(グランドスラム)では、2022年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2022)を最後に3回戦には到達できていない。




 2018年大会の決勝でセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)を撃破し、初めてグランドスラムのタイトルを獲得したアーサー・アッシュ・スタジアム(Arthur Ashe Stadium)で、この日大坂は米スポーツ用品大手ナイキ(Nike)特注の黒ウエアでコートに登場した。


 対するムチョバは昨年大会でベスト4入りを果たし、一時は世界8位まで到達した難敵だが、手首を手術して9か月戦列を離れていた。


 大坂は試合開始は自信を持ってのスタートとなったが、序盤のブレークポイントを生かせなかったほか、ムチョバが繰り出すネットプレーのすさまじい圧力を前にミスを連発した。


 第2セットのタイブレークでは4-2とリードした中、この日四つ目のダブルフォールトをきっかけにムチョバに4連続ポイントを許して2本のマッチポイントを握られると、1本目はしのいだが、最後はフォアハンドがオーバーするミスを犯して万事休すとなった。

【翻訳編集】AFPBB News

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