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プーチン氏、ICC加盟国モンゴル訪問へ ノモンハン事件「戦勝」85周年で

AFPBB News / 2024年8月30日 11時40分

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領。スプトーニク提供(2024年8月16日撮影)。(c)Aleksey Babushkin / POOL / AFP

【AFP=時事】ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)は29日、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が9月3日にモンゴルを訪問すると発表した。モンゴルは同氏に逮捕状を出した国際刑事裁判所(ICC)加盟国。


 ICCは2023年3月、ロシアが侵攻中のウクライナからの子どもの連れ去りに関与した戦争犯罪の疑いがあるとして、プーチン氏に逮捕状を出した。以来、同氏がICC加盟国を訪問するのは初めて。ICC加盟国は、プーチン氏が入国した場合、逮捕する義務がある。


 ICCの設立条約であるローマ規程について、モンゴルは2000年に署名、2002年に批准した。


 クレムリンによれば、プーチン氏は9月3日、1939年に満州国とモンゴルの国境で日本軍とソ連・モンゴル軍が衝突した「ノモンハン事件(ハルハ河戦争)」での「戦勝」85周年を祝うためにモンゴルを訪問する。




 プーチン氏はモンゴルのウフナー・フレルスフ(Ukhnaa Khurel)大統領と二国間関係について協議し、「現在の国際問題や地域問題について意見を交換する」という。


 米国もモンゴルとの関係強化を目指しており、一か月前にアンソニー・ブリンケン(Anthony Blinken)米国務長官が同国を訪問したばかり。


 プーチン氏は2022年2月にウクライナへの全面侵攻を開始して以来、外遊を控えていたが、ICCの逮捕状が発行されてからはさらに減らしている。

【翻訳編集】AFPBB News

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