シナーが4年連続の全米OP16強 オコネルに快勝

全米オープンテニス、男子シングルス3回戦。勝利を喜ぶヤニック・シナー（2024年8月31日撮影）。(c)KENA BETANCUR / AFP

【AFP＝時事】全米オープンテニス（US Open Tennis Championships 2024）は31日、男子シングルス3回戦が行われ、世界ランキング1位で大会第1シードのヤニック・シナー（Jannik Sinner、イタリア）は6-1、6-4、6-2で同87位のクリストファー・オコネル（Christopher O'Connell、オーストラリア）を下し、4回戦に進出した。


　前日までに優勝4回のノバク・ジョコビッチ（Novak Djokovic、セルビア）と2022年大会覇者のカルロス・アルカラス（Carlos Alcaraz、スペイン）の2人が敗退する中、快勝で4年連続の16強入りを決めた。


　エース15本、ウイナー46本を奪い、1度もブレークポイントを与えない圧巻の内容で、本人も「きょうは素晴らしい試合ができた。サーブの調子が非常に良かったし、パフォーマンスには満足している」と振り返った。

　次戦は8強入りを懸け、第14シードのトミー・ポール（Tommy Paul、米国）と対戦する。ポールは予選勝者のガブリエル・ディアロ（Gabriel Diallo、カナダ）を4セットで下して勝ち上がった。


　第25シードのジャック・ドレイパー（Jack Draper、英国）は、2回戦でアルカラスを破ったボティク・ファン・デ・ザンスフルプ（Botic Van de Zandschulp、オランダ）を6-3、6-4、6-2で退け、2年連続でベスト16入りした。4回戦の相手はトマス・マハッチ（Tomas Machac、チェコ）。マハッチはダビド・ゴファン（David Goffin、ベルギー）を6-3、6-1、6-2で下し、初の四大大会（グランドスラム）16強入りを決めた。

【翻訳編集】AFPBB News