シフィオンテク快勝で全米OP4回戦へ、パオリーニらも勝ち上がり

全米オープンテニス、女子シングルス3回戦。勝利を喜ぶイガ・シフィオンテク（2024年8月31日撮影）。(c)ANGELA WEISS / AFP

【AFP＝時事】全米オープンテニス（US Open Tennis Championships 2024）は31日、女子シングルス3回戦が行われ、世界ランク1位で大会第1シードのイガ・シフィオンテク（Iga Swiatek、ポーランド）は、第25シードのアナスタシア・パフリュチェンコワ（Anastasia Pavlyuchenkova）を6‐4、6‐2で下し、4回戦に進出した。


　2022年大会覇者で、今季は全仏オープンテニス（French Open 2024）を含む通算5勝を挙げているシフィオンテクは、過去に全仏で準優勝を飾るなど四大大会（グランドスラム）では通算8度の8強入りを果たしているパフリュチェンコワを相手に、難しい試合になる可能性もあったが、ほとんど問題なかった。

　第1セットをブレークピンチに直面することなく奪うと、第2セットでは最初のポイントでパフリュチェンコワからボディーショットを受けて立腹したのか、さらに優勢に試合を進め、2ブレークを奪って快勝を収めた。準々決勝進出をかけた次戦は第16シードのリュドミラ・サムソノワ（Liudmila Samsonova）と対戦する。


　一方、昨年大会で準決勝に進出したカロリーナ・ムホバ（Karolina Muchova、チェコ）は、アナスタシア・ポタポワ（Anastasia Potapova）に6‐4、6‐2で勝利した。


　4回戦では第5シードのジャスミン・パオリーニ（Jasmine Paolini、イタリア）と激突。今季は全仏とウィンブルドン選手権（The Championships Wimbledon 2024）で決勝に進んでいるパオリーニは、第30シードのユリア・プチンツェワ（Yulia Putintseva、カザフスタン）を6‐3、6‐4で下した。


　第6シードのジェシカ・ペグラ（Jessica Pegula、米国）はジェシカ・ボウサス・マネイロ（Jessica Bouzas Maneiro、スペイン）を6‐3、6‐3で退け、3年連続の大会2週目進出を決めた。次戦は第18シードのディアナ・シュナイダー（Diana Shnaider）との対戦が決定。シュナイダーはサラ・エラーニ（Sara Errani、イタリア）にストレート勝ちし、自身初のグランドスラム4回戦に駒を進めている。

【翻訳編集】AFPBB News