マンCがハーランド3発で勝利、ライス退場のアーセナルはドロー

24-25イングランド・プレミアリーグ第3節、ウェストハム対マンチェスター・シティ。ハットトリックを達成し、試合球を抱えて喜ぶマンチェスター・シティのアーリング・ブラウト・ハーランド（2024年8月31日撮影）。(c)HENRY NICHOLLS/ AFP

【AFP＝時事】24-25イングランド・プレミアリーグは31日、第3節の試合が行われ、王者マンチェスター・シティ（Manchester City）はアーリング・ブラウト・ハーランド（Erling Braut Haaland）が2試合連続でハットトリックを達成し、ウェストハム（West Ham）に3-1で勝利して暫定首位に立った。


　シティは開始10分にベルナルド・シウバ（Bernardo Silva）のパスからハーランドが先制点を挙げると、9分後にルベン・ジアス（Ruben Dias）のオウンゴールで追いつかれた。しかし30分にハーランドが強烈な勝ち越しシュートをゴールネットの天井に突き刺し、最後は83分に巧みなループシュートを決めた。

　シティはこれで開幕から無傷の3連勝を守っている。


　デクラン・ライス（Declan Rice）が物議を醸す退場処分を受けたアーセナル（Arsenal）は、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC（Brighton ＆ Hove Albion FC）と1-1の手痛い引き分けに終わった。


　いずれも開幕2連勝を飾っているチームの対戦は、相手のミスからカイ・ハヴァーツ（Kai Havertz）が先制点を決めたアーセナルが3勝目に近づいているかに見えた。


　しかし後半開始直後に流れは一変。ライスが相手のFKのボールを蹴ったとみなされて2枚目のイエローカードを受け、キャリア初の退場を宣告されると、ブライトンは数的優位をすぐさま生かし、味方のシュートのこぼれ球をジョアン・ペドロ（Joao Pedro）が押し込んで同点に追いついた。


　他会場では、前節アーセナルに敗れたアストン・ビラ（Aston Villa）が2-1でレスター・シティ（Leicester City）を下して2勝目を挙げた。


　グディソン・パーク（Goodison Park）最終シーズンのエバートン（Everton）は、ボーンマス（AFC Bournemouth）に87分から2点差をひっくり返されて2-3の逆転負けを喫した。イプスウィッチ・タウン（Ipswich Town）は1-1でフラム（Fulham）と引き分け、22年ぶりとなるプレミアでの勝ち点を手に入れた。

【翻訳編集】AFPBB News