元王者メドベージェフ、コボッリ下し全米OP16強入り

全米オープンテニス、男子シングルス3回戦。勝利を喜ぶダニール・メドベージェフ（2024年8月31日撮影）。(c)ANGELA WEISS / AFP

【AFP＝時事】全米オープンテニス（US Open Tennis Championships 2024）は31日、男子シングルス3回戦が行われ、元王者で大会第5シードのダニール・メドベージェフ（Daniil Medvedev）が6‐3、6‐4、6‐3で第31シードのフラビオ・コボッリ（Flavio Cobolli、イタリア）を下し、6年連続の4回戦進出を決めた。


　メドベージェフは22歳のコボッリが見せた果敢な戦いぶりもあって第3セットでは2度ブレークを許したが、そのたびに挽回。豊富な経験と並外れたディフェンススキルを持つメドベージェフは、大事な場面でプレーレベルを引き上げ、コボッリにとって四大大会（グランドスラム）で初めてとなる4回戦進出を阻止した。

　準々決勝進出を懸けた次戦では、ヌーノ・ボルジェス（Nuno Borges、ポルトガル）と対戦する。


　ノバク・ジョコビッチ（Novak Djokovic、セルビア）とカルロス・アルカラス（Carlos Alcaraz、スペイン）が早期敗退を喫したため、今大会に勝ち残っている元王者は、2021年大会を制したメドベージェフのみとなっている。


　今季は全豪オープンテニス（Australian Open Tennis Tournament 2024）で決勝、ウィンブルドン選手権（The Championships Wimbledon 2024）で準決勝に進出しているものの、昨年5月のイタリア国際（Internazionali BNL d'Italia 2023）を最後にツアー制覇から遠ざかっている。

【翻訳編集】AFPBB News