エムバペがラ・リーガ初ゴール レアル勝利で2位浮上

24-25スペイン1部リーグ第4節、レアル・マドリード対レアル・ベティス。2点目のゴールを喜ぶレアル・マドリードのキリアン・エムバペ（2024年9月1日撮影）。(c)Thomas COEX/ AFP

【AFP＝時事】24-25スペイン1部リーグは1日、第4節の試合が行われ、レアル・マドリード（Real Madrid）は新加入のキリアン・エムバペ（Kylian Mbappe）が批判に応えるスペインリーグ初ゴールを決め、レアル・ベティス（Real Betis）に2-0で勝利した。


　エムバペはUEFAスーパーカップ（UEFA Super Cup 2024）のアタランタ（Atalanta）戦で得点したが、リーグでは開幕3試合連続でゴールから遠ざかり、スペインメディアによる批判にさらされていた。


　この日も何度かあったチャンスを逃したが、それでもついに67分、フェデリコ・バルベルデ（Federico Valverde）の絶妙なタイミングのヒールパスを受け、左足シュートでネットを揺らした。その8分後にはPKから2点目を決め、84分に歓声の中、交代でベンチへ下がった。

　試合後エムバペはスペインのテレビ局に対し、「最高の瞬間だ」と喜び、「（サンチャゴ・）ベルナベウ（Santiago Bernabeu Stadium）という、この夢のような世界最高のスタジアムでゴールを決めたいと思っていた。だけど一番大事なのは勝ったことだ」と話した。


「（引き分けた前節の）ラス・パルマス（UD Las Palmas）戦後は、みんな勝たなくてはならないと分かっていた。きょうはそれができた。難しい試合だったが、僕らはレアルで、最後にいい形で勝つことができた」


　レアルはこれで勝ち点を8に伸ばし、4連勝中の首位FCバルセロナ（FC Barcelona）と勝ち点4差の2位に浮上した。アトレティコ・マドリード（Atletico de Madrid）とビジャレアル（Villarreal CF）がそれぞれ同勝ち点の3位と4位につけている。ジローナ（Girona FC）は2-0でセビージャFC（Sevilla FC）を下し、シーズン2勝目を挙げて5位に浮上した。

【翻訳編集】AFPBB News