ズベレフが全米OP8強 フリッツと再戦へ

全米オープンテニス、男子シングルス4回戦。勝利を喜ぶアレクサンダー・ズベレフ（2024年9月1日撮影）。(c)KENA BETANCUR / AFP

【AFP＝時事】全米オープンテニス（US Open Tennis Championships 2024）は1日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第4シードのアレクサンダー・ズベレフ（Alexander Zverev、ドイツ）が3-6、6-1、6-2、6-2でブランドン・ナカシマ（Brandon Nakashima、米国）を退け、4度目の準々決勝進出を果たした。


　2020年大会準優勝のズベレフは、これが通算450勝目。次戦は4強入りを懸け、7月のウィンブルドン選手権（The Championships Wimbledon 2024）4回戦で激闘を演じた第12シードのテイラー・フリッツ（Taylor Fritz、米国）と再戦する。ウィンブルドンではフリッツが2セットダウンから逆転勝ちを収めている。

　前回対戦では試合中に膝を痛め、最後は「片脚も同然だった」と話していたズベレフは、「今回違うのは自分がけがをしていないこと」と強調し、「前回も素晴らしい試合だったし、タフな戦いになることを覚悟している。テイラーと対戦するときはいつだってそういう試合になる」と語った。


　フリッツは2022年大会準優勝で第8シードのキャスパー・ルード（Casper Ruud、ノルウェー）を3-6、6-4、6-3、6-2で下し、今季3度目となる四大大会（グランドスラム）8強入りを決めた。

【翻訳編集】AFPBB News