井上尚弥が前日計量クリア 「プレッシャーいつもと変わらず」

ボクシング、世界4団体スーパーバンタム級タイトルマッチ。前日計量を終え、ポーズをとる井上尚弥（左）とTJ・ドヘニー（（2024年9月2日撮影）。(c)Kazuhiro NOGI / AFP

【AFP＝時事】ボクシング、世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥（Naoya Inoue）が、3日に有明アリーナ（Ariake Arena）で行われるTJ・ドヘニー（ TJ Doheny、アイルランド）との防衛戦の前日計量をクリアした。計量後の取材では「プレッシャーはいつもと変わらず」と話した。


　井上にとっては、5月に東京ドーム（Tokyo Dome）でルイス・ネリ（Luis Nery、メキシコ）と対戦した自身初の4団体防衛戦以来となる。井上はネリ戦の初回にキャリア初のダウンを喫したが、そこから立て直して6回KO勝ちを収めており、ドヘニー戦では圧倒的優位とみられている。


　会場の有明アリーナは前戦より小さくなるが、「プレッシャーはいつもと変わらず。前回が東京ドームだったからというのもない。試合をやる楽しみ、喜びというものが一番。場所はどこであろうが、リングに上がるというところに、自分自身に期待しているし、楽しみにしている」と語った。

　元IBF王者のドヘニーについては、計量時から大幅に体重を戻してくるだろうとしつつ、「階級制のボクシングというものは、体重があればいいだけではないと自分は思っている。そういうところも含めて、あしたはボクシングを見せていきたい」と意欲を口にした。

【翻訳編集】AFPBB News