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妻に薬盛りネットで募った男72人にレイプさせた夫、初公判 妻も出廷

AFPBB News / 2024年9月3日 13時11分


 レイプはドミニク被告夫婦がパリ近郊で暮らしていた2011年に始まり、2年後にマザンに引っ越した後も続いた。


 検察によると、ドミニク被告もレイプに加わってその場面を撮影。下劣な言葉を言うよう男たちをけしかけていた。


 金銭の授受はなかった。


 レイプに加わった男たちの職業はフォークリフト運転士や消防士、社長、ジャーナリストなど。独身者から既婚者、離婚経験者までさまざまで、既婚者の中には周囲に家庭的な父親として知られる男らもいた。ほとんどは1回だけの参加だったが、中には6回レイプに加わった男もいる。




■ドミニク被告には余罪も


 多くの被告は、奔放な夫婦が望むプレーに協力しているだけだと思っていたと主張しているが、ドミニク被告は捜査当局に対し、妻に気付かれないように薬物を投与していたことを全員が認識していたと証言した。






 専門家の一人は、女性の状態は「睡眠というより昏睡(こんすい)に近かった」と指摘している。


 ドミニク被告は検察に対し、自宅を訪れてすぐ帰ったのは3人だけで、他の男は全員、妻との性行為に及んだと証言した。


 ドミニク被告の弁護人は2日、AFPに対し、同被告は「自分の家族と妻」に向き合う覚悟ができているとし、「彼は自分の行いを恥じている。その行いは許されるものではない」と述べた上で、この事件は「一種の依存症」によるものだとの見方を示した。


 ドミニク被告は1991年の事件で殺人とレイプの罪でも起訴されているが、起訴事実を否定している。1999年の事件でもレイプ未遂罪に問われ、こちらはDNA鑑定の結果、罪を認めた。一方、ドミニク被告自身も、9歳の時に男性看護師にレイプされたと主張している。


 専門家らは、精神疾患の可能性を否定する一方で、AFPが確認した文書では、女性の体に対する支配願望を指摘している。


 初公判で、女性は3人の子どもたちに支えられながら出廷。裁判所の前では、黒ずくめの格好をした十数人のフェミニストが抗議活動を行った。


 12月20日に結審予定。

【翻訳編集】AFPBB News

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