フリッツがズベレフ撃破 グランドスラム初4強入り 全米OP

全米オープンテニス、男子シングルス準々決勝。勝利を喜ぶテイラー・フリッツ（2024年9月3日撮影）。(c)TIMOTHY A. CLARY / AFP

【AFP＝時事】全米オープンテニス（US Open Tennis Championships 2024）は3日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第12シードのテイラー・フリッツ（Taylor Fritz、米国）が第4シードのアレクサンダー・ズベレフ（Alexander Zverev、ドイツ）を7-6（7-2）、3-6、6-4、7-6（7-3）で破り、自身初の四大大会（グランドスラム）準決勝進出を果たした。


　今大会はすでにノバク・ジョコビッチ（Novak Djokovic、セルビア）とカルロス・アルカラス（Carlos Alcaraz、スペイン）が敗退しており、ズベレフも敗れたことで、上位4シードで勝ち残っているのは世界ランキング1位のヤニック・シナー（Jannik Sinner、イタリア）のみとなった。

　2020年大会準優勝のズベレフを下したフリッツは次戦、決勝進出を懸け、第20シードで同胞のフランシス・ティアフォー（Frances Tiafoe）と第9シードのグリゴール・ディミトロフ（Grigor Dimitrov、ブルガリア）の勝者と対戦する。


　フリッツはタイブレークの末に第1セットを先取すると、第2セットはこの試合最初のブレークを許して取り返されたが、第3セットを2ブレークに成功して取ると、第4セットでは24回続いた長いラリーを制すなどして再びタイブレークをものにし、勝利を収めた。

【翻訳編集】AFPBB News