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ナミビア、干ばつへの対処で野生動物700頭以上駆除へ

AFPBB News / 2024年9月4日 16時59分

ゾウ。ナミビア・エトーシャ国立公園で(2015年5月9日撮影、資料写真)。(c)MARTIN BUREAU / AFP

【AFP=時事】ナミビア政府は、ここ数十年間で最悪の干ばつに対処するため、723頭の野生動物を駆除する作業を進めている。同国環境省の3日の発表によると、すでに約160頭が殺処分された。


 政府は先週、放牧や水供給への負担を軽減するとともに、干ばつの影響で飢えに直面している多数の人々に食肉を提供するため、野生動物の駆除に着手すると発表していた。


 カバ30頭、バッファロー60頭、インパラ50頭、ゾウ83頭、オグロヌー100頭、エランド100頭、シマウマ300頭の駆除を目標としている。


 大半の野生動物は国立公園内におり、駆除はプロのハンターによって行われる。


 環境省は「これまでに各種動物157頭が駆除され、5万6875キロの肉が得られた」としている。




 ナミビアは今年5月、干ばつを受け非常事態を宣言した。8月には世界食糧計画(WFP)が、同国の人口のほぼ半分に相当する約140万人が深刻な食料不足に直面していると指摘。穀物生産は53%減少、ダムの水位は前年同時期に比べ70%低下していると明らかにした。

【翻訳編集】AFPBB News

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