1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

ドレイパー「いつか自分の番来ると」 逆境越え躍進の全米OP4強

AFPBB News / 2024年9月5日 11時45分

全米オープンテニス、男子シングルス準々決勝。勝利を喜ぶジャック・ドレイパー(2024年9月4日撮影)。(c)ANGELA WEISS / AFP

【AFP=時事】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2024)は4日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第25シードのジャック・ドレイパー(Jack Draper、英国)が6-3、7-5、6-2で第10シードのアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)を破り、準決勝に進出した。


 英国男子としては、アンディ・マレー(Andy Murray)以来12年ぶりの全米オープン4強入りとなるが、1年前には考えにくかった快挙となった。


 ドレイパーは昨シーズンの開幕を世界ランキング38位で迎えると、その後は度重なる肩のけがに苦しみ、長期離脱を余儀なくされた。世界ランクもトップ100圏外まで落ち、全米オープンでは4回戦に進出したが、それまでは下部チャレンジャーツアー(ATP Challenger Tour)参戦を強いられた。




 それから1年後の現在は世界25位までランキングを上げ、トップ20入りも目前となった。世界1位のヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)と2021年大会覇者のダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)の勝者と対戦する準決勝は、キャリア最大の大一番となる。


 22歳のドレイパーは「去年は自分にとって真のターニングポイントだった」と振り返り、離脱中は他の選手の活躍を見ることしかできなかったが、「いつか自分の番が来ると思っていた。それがいつになるかは分からなかったが、ここからどんどんすごいことをやっていきたい。自分を本当に誇らしく思う」とコメントした。


 ここまで今大会で失ったセットは0。第2セットの序盤にはメディカルタイムアウトを取り、右太ももにテーピングを施していたが、「最後まで悪化せず、終盤にかけては感覚も良かった」と不安を一蹴した。


 一方のデミノーはドレイパーと4戦目にして初黒星。最近痛めた股関節の状態が試合中に悪化したと明かしつつ、「途中でやめることは一度も考えなかった」と話し、「そういう姿勢は自分のDNAにはない。常にベストを尽くすのが僕だ」と強調した。

【翻訳編集】AFPBB News

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください