イングランド、カーズリー暫定政権の初陣で快勝 NL

サッカーUEFAネーションズリーグ、リーグB・グループ2、アイルランド対イングランド。勝利を喜ぶイングランドのデクラン・ライス（右）とジャック・グリーリッシュ（2024年9月7日撮影）。(c)PAUL FAITH / AFP

【AFP＝時事】サッカーUEFAネーションズリーグ（UEFA Nations League 2024-25）は7日、各地で試合が行われ、リーグBのグループ2では、イングランドが2-0でアイルランドを下し、リー・カーズリー（Lee Carsley）暫定監督の初陣を白星で飾った。


　今夏の欧州選手権（UEFA Euro 2024）決勝でスペインに敗れて退任したギャレス・サウスゲイト（Gareth Southgate）前監督を引き継いだカーズリー暫定監督の下、イングランドはデクラン・ライス（Declan Rice）とジャック・グリーリッシュ（Jack Grealish）が得点を挙げた。


　ライスはフル代表、グリーリッシュはU-21代表でプレーしたアイルランドからイングランドにくら替えしていたが、そのゴールでアイルランドサポーターからのブーイングをかき消した。

　カーズリー氏は昨年のU-21欧州選手権（UEFA European Under-21 Championship 2023）でイングランドを優勝に導いており、イングランドサッカー協会（FA）がサウスゲート前監督の正式な後任を招聘（しょうへい）するまで、暫定的に指揮を執る。


　後任候補にはイングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッド（Newcastle United）を率いるエディ・ハウ（Eddie Howe）監督や、チェルシー（Chelsea）を指揮したグラハム・ポッター（Graham Potter）氏の名前が挙がっているが、敵地アビバ・スタジアム（Aviva Stadium）でイングランドが自信に満ちたプレーを披露して勝利を挙げたことで、カーズリー氏自身が正指揮官に就任するという希望は高まった。

【翻訳編集】AFPBB News