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AFPカメラマンに報道写真賞 ガザ紛争を取材

AFPBB News / 2024年9月8日 14時14分

ガザ地区中部ブレイジ難民キャンプで取材するマフムード・ハムス氏(2023年11月2日撮影)。(c)AFP

【AFP=時事】AFP通信のパレスチナ人カメラマンで、ガザ地区(Gaza Strip)を取材したマフムード・ハムス(Mahmud Hams)氏(44)が、報道写真を対象とした権威ある賞「ビザ・ドール・ニュース(Visa d'Or News)賞」を受賞した。ビザ・プール・リマージュ協会(Visa pour l'Image Association)が7日、発表した。


 2003年からパレスチナ自治区でAFPカメラマンとして活動するハムス氏は、フランス南部ペルピニャン(Perpignan)で行われた授賞式にビデオメッセージを寄せ、審査員に謝意を表した。


 AFPが発表した声明の中でハムス氏は、紛争中のジャーナリストへの攻撃を非難。「私は幼少期をガザで過ごし、23年にわたるフォトジャーナリズムの中でガザでのあらゆる戦争、あらゆる紛争を目撃してきた」とする一方、「今回の戦争は他のどの戦争とも異なり、初日から前例のないものだ」と指摘した。




「私と同僚は非常に厳しい状況に直面せざるを得なかった。(攻撃は)相手構わず一線を越えており、保護されることはない」として、「紛争下の攻撃が禁止されているジャーナリストのオフィスさえも攻撃されている」と語った。


「多くのジャーナリストが殺され、負傷した。私も友人や愛する人々を失った。私たちは家族を守るのに懸命だった」。ハムス氏は今年2月、家族と共にガザを離れたという。


 ハムス氏は、「私たちが撮る写真が、この戦争と苦難を終わらせなければならないということを世界に示すことを願っている」と付け加えた。

【翻訳編集】AFPBB News

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